中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

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自社の経営戦略を立てよう(頭の中にある夢を現実に)

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おはようございます。

中小企業経営者の多くは、「経営戦略なんて考えたこともない」「事業計画や経営計画すら作ったことがない」「事業計画や経営計画を作ったことはあるが銀行向けで会計士に任せきり」と仰られるでしょう。

しかし、大企業だけでなく中小企業にも経営戦略は必要です。

大企業の場合は経営企画室などの特別の部署で経営戦略を立案することができますが、中小企業の場合は経営者ご自身がご自身の手で立案しなければなりません。経営者自らが経営戦略を練ってそれを実践しなければ、企業の成長が阻まれるだけでなく、この混迷した時代に取り残されて企業の存続すら危ぶまれることになりかねません。

昨日も言いましたが、難しく考える必要はありません。

中小企業経営者の頭の中には漠然とした形で何らかの「経営戦略」(こういう風にしたい、こうなりたい)があるはずです。それを形にすればいいのです。その漠然としたものを具体化して「経営戦略」としていきましょう。

まずは、頭の中にあるものを書き出しましょう。書き出すことで具体的な何かが見えてくるはずです。

  1. まずは、目標の設定です。3年先を見据えて目標を立てましょう。とりあえずは頭の中に浮かんだすべての目標を書き出しましょう。売上高・利益といった定量的な目標だけでなく、どのような会社にしたいのか、どのような事業を展開したいのか、どのような商品を開発販売したいのかといった定性的な目標も書き出しましょう。書き出したすべての目標に優先順位を付け、順位付けした理由を書きましょう。目標を決めるにあたり、単に自社のことだけでなく「ONE TEAM」「OEN FOR ALL,ALL FOR ONE」で顧客第一主義・顧客視点を加味しましょう。
  2. 次に課題の明確化です。1で書き出した目標ごとにどの様な課題があるかを明らかにして書き出しましょう。その課題に優先順位を付けましょう。
  3. 次は解決策の模索です。それぞれの課題にどの様な解決策があるか考えてすべて書き出しましょう。思いついたものをすべて書き出せばいいのです。
  4. 次は派生問題の対策です。解決策には別の派生問題が発生することが多々あります。その派生問題の解決策を考えて書き出しましょう。
  5. 以上の作業を行い、経営戦略を確定するのです。複数ある経営戦略の中から最適な経営戦略を選び出すのです。
  6. 最後に最適な経営戦略をストーリーとして組み立てるのです。1~5の作業で確定された経営戦略を従業員のモチベーションや顧客の購買意欲を高めるために物語(ストーリー)として組み立て外部に発信しましょう。
以上の手順で経営戦略を策定してみてください。経営戦略は基本的には経営者の頭の中にあるものです。失礼な言い方かもしれませんが、第三者が経営者に代わって経営戦略を策定することはできないのです。経営者自身が作るしかないのです。経営者に代わって経営戦略を策定すると言う経営コンサルタント、会計士、税理士等がいるとすればそれは間違っています。これらの人たちが経営者と一緒になって作り上げることはできますが、あくまでも経営者のお手伝いしかできないのです。
経営コンサルタント等を雇って高いお金を払い経営戦略や事業計画等を作成してもらったが何の役にも立たなかったという声はよく聞きます。それは、経営者の頭の中にあるものを具体化できていないからです。
主役はあくまでも経営者ご自身です。そのことを肝に銘じて経営戦略に取り組んでください。
 
 

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