中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

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入社式の熱い言葉

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おはようございます。

昨日の新規感染者は全国で4万9266人で、新規感染者数を1週間平均で比較すると㊹の都道府県で前週を上回っています。専門家は、「才蔵かがこのまま続くのか、あと1週間くらい見ないと言えないが、リバウンドの始まりのように見える」と言っています。まん延防止等重点措置が3月21日に全面解除され、卒業や新年度、お花見と重なり、多くの人が集まる機会が増え、それに加えて感染力の高いステルスオミクロン株(BA.2)に置き換わりつつあり、さまざまな要素が総合されてリバウンドに向かっているようです。更に、デルタ株とオミクロン株の組替え体「デルタクロン」やBA.1とBBA.2の組替え体を見つかっており、感染力や重症化リスク、ワクチンの効果などまだ何も分かっていませんが、厄介です。3回目のワクチン接種を早めに打ち、これまで通りのp感染対策を徹底するしかありません。

さて、昨日は新年度の始まりで、各社で入社式が行なわれました。オンラインで行なわれたところもありますが、3年ぶりに対面で行なわれたところもあります。

今日は、今年の入社式で新入社員に向けられた経営者の言葉(要約・要点)を紹介します。

1.トヨタ自動車 豊田章男社長の言葉

  •  今年の入社式では、なるべく多くの人に「みんなで集まる」という経験をさせてあげたいと思いました。私は、トヨタを多くの人が「集まる場所」にしたい。「みんなで一緒にやる」それが私たちトヨタの原点です。
  • 「すべてを電気自動車にしなければならない」皆さんもそんな声を耳にしたことがあると思います。私は「少し違う」と思っています。私たちがやるべきことは、世界中のお客様に多くの選択肢を残しながら、カーボンニュートラルを実現することです。
  • 皆さんに3つのお願いがあります。1つ目は、クルマを好きになってください。2つめはまずは3年間がむしゃらに、何事も楽しむつもりで仕事をしてみてください。そして最後に挫折を恐れないでください。

2.ソフトバンクグループ 孫正義会長兼社長

  •  私が言いたいのは「登る山を決めることで人生の半分が決まる」ということです。われわれソフトバンクグループにとって、登る山ははっきりしています。どんよりとした難しい今の世の中ですが、われわれは情報革命を通じて人々を幸せにするという理念に向かって力を合わせていく。皆さんのような若い同士が、われわれの思い、志、使命を、大きく、力強く果たしてくれると信じています。
  • 私にとって皆さんは、その咲き誇る桜のような存在です。一輪の桜の花も美しいけれど、志をともにして一緒に迎えよう、世の中を明るくしようという同士だと思っています。

3.ファミリーマート 細見研介社長

  • 未曾有の厳しい環境を乗り越え無事に卒業を果たし、人間的に大きく成長されたことにどうか自信を持っていただきたい。
  • この記事強い環境に対し、消費ビジネスの最前線にいるわれわれはしっかりと対応し、チェーンを維持発展させると同時に新しい価値観をお客様に提供していかなければなりません。
  • 私の社会人生活で常々重要にしてきたことをお伝えします。それは、「笑顔と挨拶」が世界の共通気だと言うことです。これまで世界50カ国でビジネスをしてきましたが、どの国でも「笑顔と挨拶」が周囲との信頼関係を作る最も大切なコミュニケーションであり、商売の基本であると確信しています。

4.NHK 前田晃伸社長

  • NHK職員の常套句に「今までそうだったから」という台詞があります。そんな前例第一主義にならないように注意してください。自分の軸をしっかりとモチ、自分の頭で考えて行動してください。
  • 改革はまだ道半ばです。NHKの理屈に染まっていない皆さんから見れば、「ここは変だな」と感じるところがまだきっと残っているはずです。そのときは、遠慮なく指摘してください。私に直接連絡をしてくれてもかまいません。

5.三井物産 堀健一社長

  • いつの時代にも、当社の社員には世界共通の社会課題に挑む気概と使命感、すなわち未来社会のために「こういうことをやりたい」「なんとかこれを実現したい」と言う強い思いがありました。このような社員一人ひとりによる高い志野津同場が三井物産という舞台と、私は思っています。
  • 皆さんも、「三井物産というプラットフォームで何かを成し遂げたい」という思いを持って今日ここに集まっていると思います。今は漠然とした思いであっても、ビジネスの現場で目の前の仕事に懸命に取り組んでいけば、自ずと視野が広がり、近い未来に自分が「心の底から成し遂げたい」と思えることに必ず出会うことになります。
  • 皆さんがこれから歩みを進めていくビジネスの世界においては、こうした思いを単なる思いのままで終わらせることなく、本当に社会にとって意義のある、インパクトのある仕事として形にしていく必要があります。そのためには、皆さん一人ひとりが自律的に物事を考えるとからをしっかりと養いながら、相当厳しい鍛錬を通じて自らの実力を磨き続けていく必要があります。時には難しい局面でも、諦めずに最後までやりきる現場経験を積み上げることで、真の実力が磨かれ、プロとしての力量が身につき、それぞれの志を体現することができるようになるのです。
  • 焦る必要はありません。日頃から好奇心を忘れることなく、探究心を持って目の前の課題を深掘りし、一歩ずつ着実に歩みを進めていって欲しいと思います。こうした好奇心や探究心はプロとして成長していくための心構えとして最も大切な要素です。
  • 自らが成長し続けるための心構えとしてもう一つ忘れてはならない大切な要素があります。それは謙虚さです。自分事として物事を考え抜く過程でも、謙虚さを失って独りよがりになってしまっては新たなビジネスモデルを構想しイノベーションを誘発することは難しいでしょう。礼節と敬意を持って仲間の意見にしっかりと耳を傾ける姿勢を持ち続けて欲しいと思います。