リーダーへの5つのアドバイス
おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で4万7131人で、このところ4万人台後半で下げ止まっています。東京都はリバウンド警戒期間を5月22日まで延長、大阪府も5月25日までの要請内容を決定し、基本的な感染防止対策の徹底と移動先での感染リスクの高い行動を控えるように要請し、GW中も飲食店の人数制限など継続されました。
第7波を大きな波にしないためにもこれまで通りの感染防止策の徹底と再び気を引き締めて節度ある行動をとる以外にありません。
さて、今日は、新R25の「『ボスは時間通りに来いと言う。リーダーは時間前にやってくる』リーダーシップ4つのアドバイス」という記事を取り上げます。(タイトルでは4つのアドバイスとなっていますが、5つ挙げられています)
4月の新年度になり、新しくリーダーやマネジャーになった人もいるかも知れませんし、新入社員が入社し、初めて部下を持った人もいることでしょう。
約7割の人が「自分はリーダーに向いていない」と考えています。周囲をまとめ牽引することに自信を持照る人はいないと思います。しかし、いつかはリーダーやマネジャー、管理職の立場や役割が回ってきます。
この記事では、リーダーになろうとする人へのアドバイスが紹介されています。
1.アドバイス1:好かれようとするな
まずは「好かれようとするな」です。誰しも、人から嫌われたくありませんし、好かれたいものです。しかし、気に入られようとすれば、相手に足下とみられます。リーダーになろうとする人は、気に入られようと相手の機嫌をとるのではなく、一定の距離感を保つべきです。
しかし、「好かれようとするな」というのは「嫌われろ」ということではありません。リーダーの仕事は、チーム全体の生産性を高めてアウトプットを最大化することです。そのためにはメンバーと良好な人間関係を築くことは不可欠です。
相手に「好かれよう・気に入られよう」と行き過ぎると、メンバーがやってはいけないことをした場合に指摘できなかったり、指摘しても相手の意図したように受け取られないということが起きます。また、気を遣いすぎてメンタルに不調が生じたり、決定的な意思表示ができなくなります。
リーダーは、仕事のアウトプットのためなら「嫌われても仕方がない」というくらいのマインドセットが必要です。
2.アドバイス2:偉くなったと勘違いするな
リーダーというのは偉い人ではなく、組織の成果を最大化する責任があり、それを実現すべき人です。
ボスとリーダーとは違います。
- ボスは部下を追い立てる → リーダーは自ら先頭に立つ
- ボスは恐怖を吹き込む → リーダーは情熱を吹き込む
- ボスは私という → リーダーは私たちという
- ボスは時間通りに来いという → リーダーは時間前にやってくる
- ボスは失敗の責任を負わせる → リーダーは黙って失敗を処理する
- ボスはやり方を胸に秘める → リーダーはやってみせる
- ボスは「やれ」と言う → リーダーは「やろう」と言う
リーダーというのは単なる役割に過ぎないのです。
3.アドバイス3:決める人になれ
リーダーとは「決める人」です。自分で決めなければならないことも多いのです。「決める」ということには孤独と不安がつきまといます。しかし、そこから逃げることはできません。「この決断が正しいかどうかは分からないけれど、少なくとも自分以外に正しい判断ができる者はいない」そう思えられるまで考え抜かなければなりません。考えて考え抜いて決断を下す、これがリーダーです。
4.アドバイス4:部下だったときに「して欲しかったこと」をしろ
リーダーははじめからリーダーではありません。平社員から少しずつ階段を上ってリーダーという地位にたどり着いたのです。平社員や部下だったときのことを思い出してください。「こうして欲しかった」「こうだったらよかった」ということがあるはずです。自分がリーダーになったとき、自分が部下だったときに「こんなリーダーであって欲しかった」「こうして欲しかった」と思っていたことを実践すればいいのです。
5.アドバイス5:気張らず自分らしいリーダーになれ
初めてリーダーになったときは手探り状態でいいのです。はじめから完璧である必要はありません。努力することは必要ですが気張る必要はありません。自分らしさを忘れずに自然体で望めばいいのです。当然、失敗もすることもあるでしょう。しかし、失敗しても、それを隠さずオープンにして部下に助言を求めていいのです。リーダーの仕事はチームの生産性を高めることです。自分だけで仕事をしているわけではありません。チームメンバー全員で生産性を高めているのです。自分をさらけ出し部下に協力を仰ぐ、そうすれば部下も信頼してついてきてくれます。
誰よりも考えて考え抜いて決断を下したなら、失敗したときに、自らリスクをとり謝るリーダーであれば、メンバーは信頼してくれるはずです。
重要なのはメンバーとよりよい人間関係を築くことです。