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失敗の捉え方を変える3つの方法

おはようございます。

昨日の新規感染者は全国で7956人、東京は960人で5ヶ月ぶりに1000人を下回りました。減少傾向が続いていますが、いつ感染拡大に転じるかは分かりません。警戒を続ける必要があります。これまでにもコロナ後遺症について書いていますが、コロナに感染した覚えがないのに後遺症で苦しんでいる人もいます。注意が必要です。

さて、今日は、Forbes JAPANの「失敗の捉え方を変える3つの方法」という記事を取り上げます。失敗については何度も書いていますが、「失敗を恥と思わず、失敗から何かを学んでそれを次に活かすことが大切だ」ということはいうまでもありません。仕事だけでなく人生にもミスはつきものです。ミスをしない人なんていません。誰もが何がしかのミスを起こしています。ミスや失敗の捉え方一つで、その後が大きく変わります。

失敗を個人的なものと捉え、自分がダメな失敗作だと思い込んでしまう人がいます。たとえ失敗したとしても、あなた自身が失敗作だというわけではありません。たまたまうまくいかなかっただけかも知れません。あなた自身やあなたの人生すべてがダメなわけではありません。ミスをすれば自信が損なわれ、ストイレスを感じますが、考え方、捉え方を変えれば、自信が損なわれることも大きなストレスを感じることもなくなるはずです。この記事では、失敗に対する考えを改める3つの方法が紹介されています。

1.失敗の規模にかかわらず、それを認識する。

 人間はミスを犯したとき、それを認めたがらないものです。ミスを認めず、却ってそれに固執してさらなる失敗を重ねえうことはよくあります。小さな失敗であれば、修正することは用意ですが、更に大きな失敗に繋がれば、修正が不可能になります。

 人間、完璧な人はいません。誰しも失敗します。失敗を認めて、その原因を探り修正した人が成功へと導かれるのです。まず、大切なことは失敗を認めることです。

 人間は大きな失敗に焦点を当てるように条件付けられています。小さな失敗の場合、つい「問題ない」「引き分けだ」と感じてしまいます。小さなミスや失敗を見逃したり、無視したり捨てしまうのです。何かを失敗と認め、客観性を持って失敗を判断するにはある程度の勇気と気概が必要です。小さな失敗を認める習慣が身につけば、障壁に直面しても回復できる力が身につくとともに、失敗に対してより健全な職場文化の構築が支援できます。職場において、ミスを認める企業文化が醸成されれば、失敗を楽に求めることができるようになります。

2.自分自身を含め、誰かを非難せず、失敗に目を向ける

 ミスをすると、その人を責める人がいます。また、ミスを犯して自分自身を責める人も多いです。人や自分を責めると言うことは、怒りと後悔で動揺するだけです。人は、失敗すると驚くほど防御的になります。失敗すると、その原因をでっち上げ、誰かのせいや何物かのせいにしようとします。いま起きていることや起きようとしていることを、自分の価値から分離することが重要です。防御的になるべきではありませんが、動じに自分を非難すべきでもありません。

3.失敗から学ぶ

 失敗について、そこから何かを学ぶということが大切です。何かを学ぶ前に、失敗によって産まれる感情的な反応(怒りや後悔など)を鎮める余裕が必要になります。1度感情を抑え距離を取ることができれば、何が起きたのか、その中での自分の役割をしっかりと考えることです。責任があることは何だろうか?どのようなステップを踏み間違えたのか?何をどう変えれば良かったのだろう? 「Why?」を問うことです。

 状況を評価したら失敗を挽回することです。謝罪が必要な人全員に素直に謝ることです。悪いと思っている点を話し、自分がそこから何を学んでいるかを話すことです。失敗に生産的に対処する上で、この部分が最も難しい部分かも知れません。しかし、これまで紹介しているエジソンの言葉からも明らかなように、これが、確実に最も大きな影響をもたらしてくれます。

 自分やチームに大胆な挑戦を課していれば、必ずミスが出るものです、イノベーションは難しいものですが、失敗を乗り越えその先に続く道を見つけることができれば、状況は遙かに改善します。偉大なリーダーは失敗から学びを得て、それを決して忘れません。同じ過ちを繰り返すことはありません。