思考のミニマリスト化とアクティブ・リスト
おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で22万1471人で、少し落ち着いてきたと思いますが、検査薬の不足もあり、本当に減少しているのかわかりません。全数把握の見直しについて、医療現場では歓迎する向きもありますが、自治体への丸投げで、多くの知事が政府に疑問を投げかけ、採用に慎重な姿勢を見せています。全国一律の適用を行なわなければ、バラバラになり、正確な数字を把握することさえ困難になります。
さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「決断が多いほど疲弊する?ジョブズやザッカバーグに学ぶ『思考のミニマリスト化』」という記事を取り上げます。
経営者やリーダーだけでなくビジネスパーソンにとって、重大な局面で決断を下さなければならないことが増えています。ところが、決断すればするほど、肉体的にも精神的にも疲弊し、パフォーマンスが低下する恐れがあります。
1.小さな決断でさえ心身を疲弊させる
選択と決断の積み重ねがその後のパフォーマンスに与える影響に関する研究によれば、重要度の大小にかかわらず、決断は心身に疲労をもたらし、パフォーマンス低下を招きうるというのです。人はたとえシンプルで些細なことでも、たくさん判断を下しているうちに、疲れが蓄積されパフォーマンスの低下を招くのです。
図版受けた頭脳を持つ天才たちは、なみなみならない集中力で仕事に劣り組み、それ以外のときはひたすら休養と疲労回復に努めています。このように緩急をつけることで、想像力の消耗や脳の疲労を予防できるだけでなく、革新的な発想や世紀の大発見も可能となるのです。
優れた経営者やアスリートもまた、決断を迫られることは多く、彼らはパフォーマンスを維持し続けるために、疲労を可能な限り回避する努力を行なっています。
2.思考のミニマリスト化
天才や優れた経営者は、疲労を回避するためにさまざまな方法を実施しています。
アップルの創始者スティブ・ジョブズは、ほぼ毎日同じデザインの服を着て過ごしています。黒のタートルネックとブルーデニムにスニーカーという装いです。フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグも、グレーのTシャツに黒いパーカーといった装いです。
着る服を選択し続けることで心身が疲弊し、パフォーマンスを低下させる恐れがあります。着る服を選ぶという決断はシンプルで些細の決断ですが、毎日続くことで心身は疲弊しパフォーマンスに影響を及ぼす可能性もあるのです。
ジョブズやザッカーバーグは、そのことがわかっているので、同じ服を着て、選択と決断を回避しているのです。
決断による疲れに心当たりがあれば、ジョブズやザッカーバーグのように「思考のミニマリスト化」を試してみる価値はありそうです。
3.心身の疲労回復を促すアクティブ・レスト
アクティブ・レストと呼ばれる有酸素運動は、積極的休養と呼ばれる疲労回復法です。軽めの有酸素運動をすることで、疲れた身体の血流を改善し、疲労物質の排出を促すことを目的としています。
アクティブ・レストには身体的な疲労を回復する作用の他、セロトニンの分泌活性化というメリットもあります。メンタルの疲労や脳疲労の回復効果も期待できるのです。
代表多岐なアクティブ・レストは、ストレッチやウォーキング、水泳などです。アクティブ・レストを定番化し、同じものを行うことで決断の節約を図ることが大切です。
思考のミニマム化をしながら、アクティブ・レストを取り入れることで、心身の疲弊を回避し、パフォーマンスを上げることができます。