オンライン商談で出る話し方のクセ
おはようございます。
私的な事情で長い間ブログを更新できず済みません。これからも1週間に数度の割合での更新になりそうですが、宜しくお願いいたします。
さて、今日は、東洋経済オンラインの「『オンライン商談』話し方のクセが強烈に出る原因、改善のコツとオンライン商談の2つのポイント」という記事を取り上げます。
コロナ禍でオンライン商談が増えましたが、オンライン商談では、対面商談以上に話し方のクセが出てしまいます。
1.話し方のクセ
アナウンサーやMCなど話すことで生計を立てている人は一握りで、その他大勢の人は話し方についての教育を受けておらず、誰でも「話し方のクセ」があります。
「話し方のクセ」としては次のようなものがあります。
- 文の最初に「えー」「あのー」を連発する
- 文の途中で「~といったところで」「~といった形で」を連発する
これらは誰でもあるものなので、通常ではそれほど気になりませんが、オンラインでは相手の反応がわかりづらいことで緊張してしまい、普段のクセが対面以上に出やすくなります。
しかも、オンラインだとスピーカーを通してはっきりと聞こえるため、「話し方のクセ」が聞き手の集中力を邪魔してしまうだけでなく「準備不足」という印象を与えてしまいます。
だからといって「クセを直そう」「言わないように使用」と意識すればするほど、逆にクセが出やすくなったり、話し方がぎこちなくなってしまいます。
個々で必要なのは、ブントブンの間にしっかりと「間」をとることです。多くの人はプレゼンや商談中の沈黙は良くないことと考えがちです。その沈黙の時間や間を避けようとして、口癖が出てくるのです。しかし、この随所に生まれる沈黙の時間や間こそが聞き手に内容を理解する時間を与え、自分自身が次に話すことの整理の時間になるのです。「沈黙」を恐れる必要はありません。しっかりと「間」を取って話すことで、わかりやすい内容の話ができるようになり、相手の理解も進みます。
2.話し方に強弱をつける3つのポイント
「間」を取ることで口癖を減らすことができ、聞き手は聞きやすくなります。次に、聞き手を飽きさせないために、「強弱」をつけることが重要です。
具体的には次の3つのポイントです。
- 声の大きさ・・・重要なところは大きく
- トーンを変える・・・重要なところは高いトーンで
- スピードを変える・・・重要なところはゆっくり
ここでは、わかりやすい例としてジャパネットたかたのCMがあげられていますが、確かに、重要なところは明らかに声が大きく、高いトーンになり、ゆっくり話していることがわかります。
先程の「間を取る」というのも強弱をつけることに関係します。
まずは自分の癖を知ることです。どのような癖を持っているかを確認し、「間を取る」「強弱をつける」を実践すれば、話し方は大きく変わります。
3.話している中身がより伝わるコツ
対面商談では、相手がメの今江にいるため、頷いている様子や眉をひそめる様子などから、顧客の理解度が分かり、説明のペースを調整できます。しかし、オンライン商談では、画面の先の相手の表情よ反応が読みにくいため、つい自分のペーシでプレゼンや商談を進めてしまいます。顧客の理解が追いついていないのに、どんどん先に進んで、その結果、聞き手である顧客は迷子になって興味を失います。
このような状態を防ぐには、全体の構造が見えるようにすることです。