集中力を妨げる3つの雑念と対処法
おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で13万7859人で、先週の月曜よりも減少しています。また東京では1万7884人で7月19日以来2万人を下回りました。これらの数字を見ると既にピークに達したように見えますが、昨日も書いたように検査キット不足や検査遅延により、実情が数字に反映されていないように思えます。今週末にはお盆休みに入り、人の移動が更に活発化し、感染者数が再び増加することが懸念されます。行動制限がないので、旅行や帰省をされる方も多いと思いますが、高齢者や基礎疾患のある人が罹らないように節度ある行動をとりましょう。
さて、今日は、東洋経済オンラインの「集中力が低い人は『3つの雑念』に邪魔されている、仕事をやり出した途端、集中力が途切れる人が考えていること」という記事を取り上げます。
1.集中力の高い時間に、集中力の必要な仕事をする
仕事には、非常に集中力を要する「集中仕事」と、集中力をさほど使わなくてもできる「非集中仕事」があります。集中力が高いときに「集中仕事」をすることで、1日にどれだけの仕事量をこなせるかが決まります。
以前紹介しましたが、集中力が高まる時間帯は①午前10時半と②午後4時半です。1日のうちに集中できる大きな山が2つあるということです。この2つの山以外の時間帯では集中力が欠けているのです。仕事を開始して少しずつ仕事に身が入り、2時間くらい経って仕事に集中して打ち込めるようになるのです。また、午後も、昼食・昼休みが終わり、最初はダラダラとしていたのが、2時間くらい経ってから仕事に身が入り、午後4時半頃にピークに達するのです。
午後4時半という時間帯は終業間近です。集中力が高まっても、すぐに仕事をやめなめればなりませんから、重要なのは午前10時半です。「集中仕事」はこの時間帯にやればいいのです。
集中力というのは、メンタルトレーニングを行なっているプロのアスリートでも完全にコントロールすることは難しいものです。われわれ一般人には、集中力を高めようとすることは難しいことなので、集中力が高い時間帯に高い集中力が必要な仕事をするのがいいのです。
集中力が高まる山があると言うことは、当然のことですが、朝から晩までずっと同じペースで仕事を続けることはできないということです。仕事にしろ何事にしろ、すべてを自分一人でやることはできません。重要なのは「やらないこと」を決め、「やらなければならないこと」にも優先順位をつけるのです。
集中力が高まっている時間帯に、優先順位の高い仕事や「苦手だけれどやらなければならない仕事」に打込めば、成果を上げることができます。集中力がなくてもできる仕事や優先順位の低い仕事は集中力がそれほど高くないときに行なうのです。
2.集中力の敵は雑念
人間には「概日リズム」と呼ばれる体内時計が備わっています。午前中は頭がさえ、午後には身体がよく動くようになるのも、この体内時計によるものです。集中力も、この体内時計の波に従っています。つまり、仕事のパフォーマンスを上げるには、この波に乗るのが一番です。この波に逆らえば逆らうほど仕事のパフォーマンスは低下し、効率が悪くなります。
集中力を阻害する一番の敵は雑念です。雑念を取り除くことができれば、自然と集中力は高まります。集中した状態というのは、「雑念を取り除いた状態」とも言えるのです。集中力がいったん途切れると、元に戻るまでに最低15分はかかると言われています。集中力を持続させるためには、雑念を取り払い、集中力を途切れないようにすることが大切です。
3.雑念を排除する方法
この記事では、雑念を排除する3つの方法が紹介されています。
⑴ 「物」を探すのに集中力が途切れる
雑念を引き起こす要因の1つに「物」があります。「ホチキスはどこにある?」「あのデータ、どこに保存した?」などの探し物です。デスクまわりやオフィスが散らかっていると、いちいち探さなければならず、そのたびに集中力の糸が途切れ、高まっていた集中力が急激に低下します。これはパソコン作業でも同じです。ファイルがあちこちに保存されていたりすると探すのに時間がかかり集中力が途切れます。
この対処法は、「置く場所を決めておく」という極めてシンプルなことで解消されます。例えば、ホチキスやセロハンテープはデスクの引き出志の右手奥に置くとか、パソコンないのデータは内容が一瞬でわかるファイル名で分類されたフォルダに保存するなどです。
また、余計な「物」が目に入ることからも雑念が生まれます。机の上に別の仕事の資料があれば、その仕事が気になり出しますし、スマホがあれば、メールが気になります。これは「余計な物を置かない」ということで解決できます。集中潮手仕事に取り組むときには、その邪魔になりそうな物は、目につかない、机の引き出しなどの片付けるのです。
⑵ 「思考」が頭をよぎり集中力が途切れる
雑念を引き起こす要因に「思考」があります。「メールの返信をしないと」「今日中に出さないといけない書類があったのでは」「今日のランチは何にしようか」など、こうした思いが頭をよぎることで、今やっている作業が中断して別の作業をやりたいという衝動にかられるのです。ちょっとした思考の雑念が、数十分もの時間ロスを引き起こすのです。
人間の頭には次から次へとさまざまな思いが沸き起こります。自然と頭の中に浮かんでは消えていく雑念を綺麗さっぱり消し去ることはほとんど不可能なように思えます。
しかし、「○○しないといけない」「○○はどうしよう」などという雑念は、未完了課題として脳が緊張を維持しているから、何度も頭に浮かんでくるのです。
「午後3時にメール返信する」「午後5時に書類を提出する」「ヒルはラーメンを食べる」などと決めてしまえばいいのです。雑念がでたら書き出し、書いたら忘れることです。これを習慣化すれば、雑念が何度も浮かんでくるのを防ぐことができ、高井集中力を維持できます。
⑶ 人や通信による「邪魔」で集中力が途切れる
雑念は「人」や「通信」からも引き起こされます。集中力が高まっているときに、人から声を掛けられて集中力が途切れたり、メールの着信音で集中力がさえぎられることがあります。Ⅰちゅんのことであってもこれが数十分もの時間ロスに繋がります。
これwくぉかいけつするⅡは、人から声を掛けられない場所に移動することです。必ず邪魔が入らず缶詰になれる「集中空間」ヲ格補佐売ることです。以前と違い、リモートワークやテレワークが可能になった職場も多いので、集中できる自分の居場所を確保することです。在宅ワークでは、家族に「声を掛けないように」に伝えることです。
また、スマホや携帯の設定はオフにし、机の引き出しに入れておくことです。今すぐに返信しないといけないようなメールはありません。集中力が低下する時間帯よ休憩時間にオンにしてチェックすればいいのです。