中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

中小企業経営のための情報発信。中小企業から日本を元気に

マネジャーが陥る罠

久しぶりの投稿です。今日もブログを御覧いただきありがとうございます。 新年度が始まり早2ヶ月が経ちました。この4月から新しく管理職・マネジャー、リーダーになった人もいると思います。 以前「プレイングマネジャーになってはならない」と書いたこと…

休日の本棚 企業変革力

おはようございます。久しぶりの投稿です。申し訳ありません。 今日は日曜なので本の紹介をします。以前紹介した本ですが、役に立つと思われるので再度紹介します。ジョン・P・コッター著「企業変革力」(日経BP社)という本です。この本は、タイムズ紙で…

休日の本棚 デール・カーネギー「人を動かす」

おはようございます。 今日は、デール・カーネギー著「人を動かす」(創元社)を紹介します。著者のカーネギーはアメリカの作家で自己啓発、成功哲学の書物も多く、本書「人を動かす」は1936年に出版され、未だに読みつながれている名著です。カーネギー…

スタンフォード式生き抜く力

おはようございます。 昨日は「激動の時代を生き抜く力」と題して書きました。本棚を見ていると星友啓著「スタンフォード式生き抜く力」(ダイヤモンド社)という本がありました。休日ではないので本の紹介ではありませんが、昨日に続けて「生き抜く力」につ…

激動の時代を生き抜く力

おはようございます。 今は、変化が激しく、先が読めず何が正解か分からないような時代です。行動を起こせば失敗することもあります。だからといって「何もしなければ、傷つかない」「何もしなければ失敗しない」などと考えるのは大間違いです。 これまで何…

休日の本棚 BCG戦略コンセプト

おはようございます。 今日は、水越豊著「BCG戦略コンセプト」(ダイヤモンド社)という本を紹介します。 BCGはボストンコンサルティンググループの略称で経営戦略に特化した世界最初のコンサルティングファームです。 新型コロナの影響で、経済の不況…

会議におけるファシリテーションの本質

日本企業では、極めてムダな会議が多いのです。それは、会議を開くこと自体が目的化してしまっているからです。会議を開けば、参加するだけで仕事をしている気分になり、会議で決まったことなら責任を取らなくてよいことになるので延々と会議が繰り返される…

休日の本棚 運命を拓く

おはようございます。 今日は中村天風著「運命を拓く」(講談社)を紹介します。以前にも中村天風の著書や天風哲学を取り上げたことはありますが、改めて天風の著書を紹介します。 中村天風の説く天風哲学は、一言で言えば自己強化の哲学ですが、東郷平八郎、…

休日の本棚 組織戦略の考え方ー企業経営の健全性のために

おはようございます。 今日は、沼上幹著「組織戦略の考え方ー企業経営の健全性のために」(ちくま新書)という本を紹介します。 著者の沼上氏は一橋大学大学院商学研究科教授で、選考は経営戦略論、経営組織論などです。 日本において、バブル期には「日本型…

休日の本棚 限界は頭の中にしかない 小さなアクションで最大の成果を引き寄せる

おはようございます。 今日は、ジェイ・エイブラハム著「限界はあなたの頭の中にしかない 小さなアクションで最大の成果を引き寄せる」(PHP研究所)を紹介します。著者のジェイ・エイブラハムは、「フォーブス」誌が2000年に全米トップ5の経営コンサル…

マネジメントに必要な能力

おはようございます。 マネジメントの父と言えば、ピーター・ドラッカーです。2005年に亡くなっていますが、今なおドラッカー経営学は読み継がれ実践されています。 以前にも書きましたが、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授は著書「世界の経営…

休日の本棚 結果主義のリーダーはなぜ失敗するのか

おはようございます。 今日は、本田有明著「結果主義のリーダーはなぜ失敗するのか」(PHPビジネス新書)という本を紹介します。 「部下には厳しくしている。でもその分、自分だって必死にやっている。『目標必達』を合言葉に皆を鼓舞してきた・・・それな…

部下の手柄を横取りする上司の思考回路

おはようございます。 部下の手柄を平気で横取りする上司や、自分のミスの責任を部下に平気でなすりつける上司というのはどのような組織、職場にもいるものです。 人の手柄を当たり前のように横取りできる人というのは、全く罪の意識とか悪いことをしている…

失敗から成長するためのステップ

おはようございます。 現在は変化のスピードが速く、先を見通せず何が正解かわからない時代です。政治や経済、ビジネスにおいても、大きな変革が起き、予想もつかない事態が次から次へと現れてきています。こうした中、常に成功するとは限りません。成功体験…

休日の本棚 戦略思考

おはようございます。 今日は、牧野知弘著「戦略思考」(SBクリエイティブ)という本を紹介します。「ボストン流どんな時代も食っていける」「先送りできない状況で人は真に考え始める」「そうか、その打ち手があったか!」と帯などに記載されています。 …

休日の本棚 マッキンゼー

おはようございます。 今日はコンサルティング・ファーム「マッキンゼー」に関する本を2冊紹介します。 マッキンゼー&カンパニーは1920年代に創設されたアメリカに本社を置き、欧州、アジア、南米、東欧等世界60か国に100以上の支社を持つ大手コ…

心理的安定性を実感できる環境を整える

どのような職場では「問題解決」や「アイデア」「新たな取り組み」が求められます。そういうときにチームメンバーの創造力を最大限に引き出すにはどうしたらいいか、優れたアイデアをたくさん生み出す組織の特性は何かについて考えてみます。 数年前、グーグ…

コンサルタントの危険な正論

コロナ禍で社会構造やビジネスモデルが変化する今、「生産性」「効率」「成果」が見直されています。そこで必要なのは「仕事の無駄」を見出しそれを排除することです。「仕事の無駄」を排除し、生産性を高めるためどのように仕事について考え進めれば良いで…

成功と挫折

おはようございます。 「うまくいかなかったからといって、決して悲観しないでほしい。一見、不幸に見えることも、実はそれが本当の不幸とは限らないからです。それも自分の人生だと受け入れて、与えられた環境のなかで前向きに明るく必死に生きていく。これ…

企業の生産性を高めるために

おはようございます。 「中小企業は生産性の低い」といわれ、「生産性の低い中小企業を淘汰すべき」と主張する人がいます。この中小企業淘汰論が間違っていることはこれまで何度か指摘しました。今日は、その「生産性」とは何か、どうすれば「生産性」を上げ…

休日の本棚 ゼロベース思考

おはようございます。 今日は、スティーヴン・レヴィット&スティーヴン・ダブナー著「0ベース思考ーどんな難問もシンプルに解決できる」(ダイヤモンド社)を紹介します。スティーヴン・レヴィットは「ヤバい経済学」(東洋経済新報社)という本で有名な「…

休日の本棚 戦略論の名著 「孫子」

おはようございます。 「『戦略』とは何か?勝ち抜き生き残るために、いかなり戦略をとるべきなのか?」古今東西の戦略思想家たちが頭を悩ませ、その英叡智を結集した多くの名著があります。その一つが孫武の「孫子」です。「孫子」は春秋時代(紀元前770…

部下に対する質問方法

おはようございます。 これまでも部下の育成に関して書いてきました。部下の育成方法もさまざまです。中には、「部下の指導・育成は上司の仕事ではない」というのまであります。確かに、上司も自分の仕事を抱え、部下の指導にのみ関わっているわけにはいきま…

失敗を活かす

今はVUCAと呼ばれる先行きが見通せず何が正解か分からない時代です。このような不確実な時代には試行錯誤を繰り返しながら成功にたどり着くしかありません。今こそエジソンの「私は失敗したことはない。ただ1万通りの上手くいかない方法を見つけただけ…

休日の本棚 コア・コンピタンス経営 大競争時代を勝ち抜く戦略

おはようございます。 今日は、G・ハメル&C・K・プラハラード著「コア・コンピタンス経営 大競争時代を勝ち抜く戦略」(日本経済新聞社)を紹介します。原書は、「Competing for the Future」(未来のための競争)です。なお、「コア・コンピタンス経営 …

休日の本棚 成果主義と人事評価

おはようございます。 今日は、内田研二著「成果主義と人事評価」(講談社現代新書)という本を紹介します。 これまでも、ジョブ型雇用との関係で成果主義については書いてきましたが、今日は改めて本の紹介です。 コロナ禍でのテレワークの導入に伴い、ジョ…

休日の本棚 死生観

おはようございます。 今日から4月です。今年は3月に暖かい日が続いたので、桜の開花も例年より早まり来週には散りそうです。 「散る桜 残る桜も散る桜」 良寛禅師 今まさに命が燃え尽きようとしているとき、たとえ命が永らえようとも、それもまた散りゆく…

できるリーダーの褒め方

おはようございます。 これまでも、何度か部下の褒め方・叱り方、部下の育成方法については書いてきました。そこでも書きましたが、基本は、「認めて、任せて、褒める」ですが、ミスをした時などには「叱る」ことも重要です。もちろん叱った後には常にフォロ…

行動する秘訣

おはようございます。 「このままではまずい」と思いながらも、動けない・動こうとしない人がいる一方で、素早く行動を起こし、成果を上げている人もいます。その差はどこにあるのか、どうすれば「動ける人」になれるのでしょうか。 「行動する秘訣」は、ず…

休日の本棚 水平思考の世界

今日は、エドワード・デボノ著「水平思考の世界」(きこ書房)を紹介します。この本の副題には「固定観念がはずれる創造的思考法」とあり、帯には、「ロジカルシンキングの限界を軽々と超える!不可能を可能にする発明家の視点」とあります。また「絶体絶命…