中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

中小企業経営のための情報発信。中小企業から日本を元気に

2022-01-01から1年間の記事一覧

休日の本棚 最速の仕事術はプログラマーが知っている

おはようございます。 今年最後です。皆様にとって今年はどのような年でしたでしょうか? 私にとっては公私ともに色々あった年ですが、来年こそ飛躍の年にしたいものです。 さて、今日は、清水亮著「最速の仕事術はプログラマーが知っている」(クロスメディ…

これからの働き方と組織のあり方

おはようございます。 在宅勤務やテレワークが浸透し、「働き方」が大きく変わり始めています。社員同士の関係性も組織のあり方も変わっていきます。 リモートワーク離れが起きているようにも見えますが、今後は徐々に「これからの働き方は、どこで働いても…

現場力と知的創造

おはようございます。 新型コロナ禍で、経済だけでなく、日本人の価値観や考え方、働き方も大きく変化し、企業も大きく変貌を遂げようとしています。この時代、変革できなければ生き残ることも難しくなります。こ いまの日本の企業では「大企業より中小企業…

休日の本棚 チーズはどこへ消えた?

おはようございます。 今日はスペンサー・ジョンソン著「チーズはどこへ消えた?」(扶桑社)という本を紹介します。全米のみならず世界の各国でベストセラーになった名著です。著者のスペンサー氏は医学博士で心理学者です。総数94頁という短い物語に登場…

休日の本棚 マンガンという名の贈り物

おはようございます。 今日は、ケン・ブランチャード&ウォリー・アームストロング著「マリガンという名の贈り物 ”人生を変える究極のルール”」(創元社)を紹介します。人生を変えてくれるのではないかと思える本です。 仕事の成功だけがすべてだったエリー…

中高年の活躍を阻む3つの壁

おはようございます。 家電量販店のノジマが一昨年最長80歳まで従業員の雇用を延長できるようにしました。雇用契約の上限を今までの65歳から80歳に大幅に引き上げたのです。現場販売員のノウハウを長く活用することが狙いですが、高齢者の就業機会の確…

リーダーの心理機能

おはようございます。 岸田首相の支持率が大幅に下落しています。中途半端で実効性が期待できない統一教会被害者救済法、強引に推し進める防衛増税など、支持率低下は当然です。管政権に代わって誕生した岸田政権ですが、岸田氏は『人の話を聞く』ことが得意…

失敗と向き合う

おはようございます。 今はVUCAと呼ばれる先行きが見通せず何が正解か分からない時代です。このような不確実な時代には試行錯誤を繰り返しながら成功にたどり着くしかありません。今こそエジソンの「私は失敗したことはない。ただ1万通りの上手くいかな…

休日の本棚 リーダーのための仕事論

おはようございます。 、今日はリーダーはいかににあるべきか、丹羽宇一郎著「リーダーのための仕事論」(朝日新書)を紹介します。丹羽氏は、伊藤忠商事の社長に就任後、約4000億円という不良資産を一括処理し翌年には同社史上最高益を計上するという敏…

休日の本棚 戦略と会計のマネジメント

おはようございます。 今日は鳥居正直著「本当の儲けを生み出す 戦略と会計のマネジメント」(日本経済新聞社)を紹介します。著者は米国公認会計士の資格を持ち、ヤマハ発電機で内部監査、経理等を経験した後、自動車関連の外資系企業で取引ディーラーの経…

人間的でクリエイティブな経営モデル

おはようございます。 今日も過去のブログを貼り付けます。 部下のモチベーションを上げようと頑張っているのに、部下はやる気になってくれないという経験は誰にもあるでしょう。この記事では、「数字重視のマネジメントモデル」から「人間的でクリエイティ…

ビジネスに必要な数学的思考

おはようございます。 このごろ「数学の学び直し」に関する本やビジネスパーソン向けの数学関連の本が書店で目に付きます。以前学生時代に苦しんだ数学を学びなおしたいという知的欲求からか、AIやITを理解するためか、ビジネスパーソン数学を学びなおそ…

日本企業が滅びないために

おはようございます。 新型コロナ禍で多くの企業が未曽有の混沌の中に放り込まれ危機に陥っています。その中で、持ちこたえることが出来ずに「新型コロナ関連倒産」した企業もあれば休廃業を決意した企業もあります。こうした危機を乗り切り『滅びないため』…

八方美人より本物の成果主義を

昭和型の大企業で勝ち抜いてきた50~60代の特徴といえば、あえて自分を持たず「気が利く八方美人」であり続けるということでした。 昭和型の八方美人のビジネスパーソンの特徴を挙げてみます。 1.上司のことを常に気にかけている。 「上司が忙しく、昼…

職場のストレス解消法

おはようございます。 職場におけるストレスは、仕事自体によるストレスというよりも、同僚・上司・部下といった人たちとの人間関係によるものがほとんどです。仕事自体にストレスを感じているのなら転職するか異動願いを出すしかありませんが、人間関係によ…

リーダー・上司の問題点

おはようございます。 リーダーを選ぶ場合、カリスマ性や好感度に基づいて選ばれることが一般的な慣行になっていますが、そこには大きな危険や落とし穴があります。 カリスマ性は、その人が持っている特性の一つで、人を惹きつける魅力の強力な源泉ですが、…

DXを成功に導くファシリテーションスキル

おはようございます。 これまでも何度かDX(デジタルトランスフォーメーション)について書いています。世の中の流行りで何となく始めたために、何も進まないまま時間だけが過ぎているという企業も多いのです。これまで何度も書いたように目的と手段のはき…

休日の本棚 一枚のシートで経営を動かす

おはようございます。 今日は宮田矢八郎著「一枚のシートで経営を動かす」(ダイヤモンド社)を紹介します。この本の副タイトルは「財務分析で成長エンジンを見つける経営指導の新手法」となっています。 著者の宮田氏は産業能率大学経営学部教授ですが、中…

休日の本棚 良い戦略、悪い戦略

おはようございます。 今日も過去に紹介した本のブログを貼り付けます。 今日は、リチャード・P・ルメルト著「良い戦略、悪い戦略」(日本経済新聞社)を紹介します。 著者のルメルト氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校アンダーソン・スクール・オブ・マ…

組織の設計とは

おはようございます。 時代や環境変化の荒波を乗り越え、永続する強い会社を築くためには、どうすればいいのか?会社を良くするのも、ダメにするのも、それは経営トップのあり方にかかっています。 バブル時には絶賛された日本型経営も、いまや批判や全否定…

中小企業の次の一手

おはようございます。 日本企業の99%を占め、常時雇用者の69%が働く中小企業は日本経済の根幹を支えていると言っても過言ではありません。これまでも書きましたが、アトキンソンらが唱える「中小企業不要論」は 間違っています。中小企業があってこその日…

良いモノだけでは売れない時代

おはようございます。 高度成長期は「作れば売れた」時代でしたが、今は「良いモノを作っただけでは売れない」成熟期に入っています。ところが、中小企業の経営者には、「良いモノを作れば売れる」と未だに信じている人も多いのです。確かに良いモノが売れる…

人間中心の経営

おはようございます。 昨日、京都で、先日逝去された稲盛和夫氏のお別れの会が執り行なわれました。 日は、日経ビジネスに3回にわたり掲載された稲森和夫氏とジャック・マー氏の対談について取り上げます。第1回目では「企業経営者は常に謙虚であるべき」…

ミスの多い部下の指導法

おはようございます。 今日も過去のブログを貼り付けます。 企業や組織において、要領の悪い社員やミスの多い社員は一定数いるものです。こうした社員に「次は気をつけてね」と言っても効果がないのも事実です。こういう社員は、仕事の段取りについての意識…

休日の本棚 最強の経営学

おはようございます。 今日は、島田隆著「最強の経営学」(講談社現代新書)という本を紹介します。経営学と言えば無味乾燥で実務には役立たないというイメージを抱く人も多いのですが、最近の経営学の本は、極めて実践的です。この本も負けず劣らず、実例と…

休日の本棚 会計天国

おはようございます。 今日も過去に紹介した本のブログを貼り付けておきます。 今日は、竹内謙礼・青木寿幸著「会計天国」(PHP文庫)を紹介します。以前、「戦略課長」「猿の部長」を紹介しました。今回は「これまでにない笑いと涙の実用会計ノベル」です。…

心の強さの鍛え方

おはようございます。 今日も過去のブログを貼り付けておきます。 新型コロナ禍で、在宅勤務・テレワークになり、人とのコミュニケーションも減り、ストレスを抱えている人は増えています。ストレス水準が上がったことにより、睡眠不足やアルコールの量も増…

休日の本棚 企業再生プロフェッショナル

おはようございます。 今日も過去に紹介した本ののブログを貼り付けます。 今日は、西浦裕二編著・アリックスパートナーズ・アジア・エルエンシー監修「企業再生プロフェッショナル」(日本経済新聞社)という本を紹介します。 本書は、GM、日本航空、ライブ…

マネジャーからリーダーへの道

おはようございます。 今日も過去のブログを貼り付けておきます。 マネジメントという言葉は曖昧で、日本では「管理」と同義に使われています。しかし、ドラッカー教授によれば、マネジメントは「人と組織の強みや創造性を最大限に引き出して経済的・社会的…

褒める技術の落とし穴

おはようございます。 今日も過去のブログを貼り付けます。 これまでも部下の育成方法について書いていますが、部下に対して「認めて、任せて、褒める」ことが大事ですし、ミスを犯した時には「叱る」ことも必要です。 若手社員の中には、「自分の上司は褒め…