中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

中小企業経営のための情報発信。中小企業から日本を元気に

成果を出せるリーダー

f:id:business-doctor-28:20200303171904j:plain

おはようございます。久しぶりの投稿です。

昨日の新規感染者は全国で5万949人で、1ヶ月ぶりに死者も100人を切り90人でした。こうした中、分科会の尾身会長は、まん延防止等重点措置の解除基準について、「医療の負荷が軽減する実投資がある」または「病床使用率が50%以上でも、新規陽性者数が減少傾向」であれば解除してもいいのではないかと発言しました。この発言を受け、岸田首相は、今月21日で期限を迎えるまん延防止等重点措置を全面解除することを視野に検討に入りました。更に、岸田首相は、GOTOトラベル再開についても検討しているようです。経済を回すために、あまり意味のないまん延防止等重点措置を解除するのは良いと思いますが、GOTOトラベルやGOTOイート再開は時期尚早です。

さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「『成果を出せるリーダー、全く出せないリーダー』の根本的な差」という記事を取り上げます。

1.リーダーは何よりもまず「成果目標」を定義すべき

 まず、リーダーに求められるのは、チームが目指すべき成果目標を定義することです。目標がなければ行動に移せません。しかし、その目標はメンバーを十分に鼓舞できる者でなければなりません。

 これまでにも、長期的な目標の重要性、それを細分化した中期・短期の目的の重要性について書いてきましたし、メンバーをワクワクさせる「ぶっ飛んだ目標」についても書きました。メンバーを十分に鼓舞できる目標と言うことが重要です。

 人が辛い環境の中でも歩き続けられるのは、達成すれば十分に報われる目標・ゴールが見えているからです。マラソンでも、ゴールがどこにあり、どれくらい走ればゴールに到達できるかが分かっているから走り続けることができるのです。どこに向かい、いつ到達するのか全く分からなければ、モチベーションが保つはずはありません。

 「とにかく売上を上げろ」「利益を上げろ」と連呼するだけでは、到達すべきゴールが見えません。これでは、メンバーは達成感も高揚感も得られないまま疲弊します。

 目標をわかりやすい言葉で定義し、メンバー全員に理解できる形にしたうえで見せる(共有する)のが、リーダーの役割です。理解できるわかりやすい言葉で、熱意を持って提示されれば、メンバー全員に腹落ちします。そしてモチベーションを保ち続けることができます。

2.努力と報酬がバランスしないと人間は努力しない

 人間は合理的な生き物です。努力と結果として得られる報酬とがバランス市内と頑張りません。報酬というのは、金銭的な報酬だけではありません。金銭的な報酬よりも精神的な報酬の方が大事です。

だから行く道が険しければ険しいほど、「そこに到達することで、大きな高揚感が得られる」「多大な苦労は伴うが、是非到達したい」と感じさせることが大切なのです。

3.カリスマ経営者が壮大な目標を掲げる理由

 これまでにも書いていますが、カリスマ経営者と言われる稲盛和夫氏、永守重信氏・孫などは、時として、他から見れば無謀とも思えるあり得ないほど高い目標を口にします。まさに「ぶっ飛んだ目標」を語っています。

 突拍子もない目標を掲げなければ、能力も意欲レベルも異なる人が混在する組織で、多くの多様な社員を動機付け、走らせ続けることはできません。行く道が険しいからこそ高い目標を掲げなければならないのです。