やめるべき悪い口癖
おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で2万779人で、大幅に減少しているように見えます。マスコミも先週同曜日より半減したなどと言っていますが、GW中の検査数の少なさから、大幅に減少したかの錯覚を与えているだけです。岸田首相は、さらなる行動制限の緩和を検討しているようですが、GW明けの感染者数、変異株の拡大などを見極めた上で慎重に行なうべきです。
さて、今日は、幻冬舎ゴールドオンラインの「いきなりやめるのは難しいが、やめるべき『5つの口癖』」という記事を取り上げます。
多くの自己啓発本が口癖の重要性を語っています。いわゆるアファーメーションです。
アファーメーションは、「ポジティブな言葉で自分自身に宣言して、なりたい自分を引き寄せる」ものですが、ポジティブな言葉を口癖のように唱えることで潜在意識に働きかけて自分の望む方向へ導いていくことができるのです。
ポジテゥバノイト場を口気セのように言っていれば物事は良い方向に進みますが、逆にネガティブな言葉を口癖にしていれば物事はマイナスの方向に進みます。これは間違いのない事実です。このことは、人生だけでなくビジネスにおいても当てはまります。
それなら、ポジティブな口癖をうまく活用しない手はありません。
1.「悪い口癖をやめる」ことにフォーカスする
マイナスの状態から抜け出し、自分自身の『あり方』を整えるセルフリーダーシップとして、次の3つが推奨されています。
- 口癖をマネジメントする
- 睡眠であり方を整える
- 自己肯定感を上げる
2.口癖をマネジメントする
「口癖をマネジメントする」というのは、「いい口癖を使っていく」ということより重要なのは「悪い口癖をやめる」ということです。人は不安になったり緊張すると、ネガティブな思考が頭をもたげてきます。厄介なのはポジティブな思考よりもネガティブな思考の方が潜在意識にすり込まれやすいということです。つまり「言い口癖」よりも「悪い口癖」の方は潜在意識にすり込まれ、大きな影響を与えるということです。
そのためには、「悪い口癖」にフォーカスして、これをやめることに意識を向けることです。悪い口癖は意識しないと誰もが自然と(知らず知らず)使っているものです。
ビジネスにおいても、上司や部下などの「人のせい」にしたり、「環境や時代のせい」にして愚痴をこぼします。上司やリーダーが愚痴やネガチブな口癖ばかり言っているようなら、そのような上司やリーダーについて行きたいと思う意部下やメンバーはいないでしょう。
じぶんの無意識に口から出る口癖に意識を向けて、悪い口癖やネガティブな口癖に意識を向けてやめるようにすることが大切です。
3.やめるべき5つの口癖
- 「でも」「だって」・・・「でも」「だって」という言葉を口気セのように使い、何でも否定する人がいます。良い流れが起きているのを、一瞬で悪い方向に変えることができるマジックワードです。「でも」「だって」という言葉は自分が行動を起こさない言い訳の言葉にも使えます。行動しないことに罪の意識や後悔を感じなくて済みます。チャレンジしないので大きな失敗をしなくてすみますが、成長からの遠ざかります。「でも」の代わりに「それなら」「じゃあ」、「だって」の代わりに「だからこそ」という言葉を使い、ポジティブに前抜きに行動へとつなげていくべきです。
- 「どうせ」・・・「どうせ」という言葉はある意味諦めの言葉です。部下に期待していないので、失望したり怒ったりせずにすむかもしれませんが、部下を信頼して仕事を任せることができず、自分が抱え込むことになります。また部下の成長も望めません。「どうせ」の代わりに「どうせなら」という言葉を使いましょう。ダメで元々、「どうせなら」やらせてみればいいのです。
- 「難しい」・・・「難しい」という言葉は、うまくいかなかった場合の保険です。「難しい」と事前に宣言していれば、失敗しても落ち込んだり傷ついたりしなくてすみます。「難しい」というのが口癖になっているのであれば、「もしうまくいくとしたら」という具合に、創意工夫や試行錯誤の余地がある捉え方に変えるべきです。そのように捉えることができれば、前向きにチャレンジできるようになります。
- 「部下のことがよく分からない」・・・「分からない」というのは、思考停止、行動停止、責任放棄の言い訳です。「わからない」ではなく「分からないからこそ」を使いましょう。「分からない」と投げ捨てるのではなく、「分からないからこそ、分かるように努力しないといけない」のです。
- 「忙しい」・・・確かに、リーダーやマネジャー、管理職は忙しいです。特に日本の場合プレイングマネジャーが大半ですからやむを得ないところです。しかし、優先順位を明確にせず、やるべきでない仕事までやろうとしているから時間がないのです。「忙しい」という言葉はマイナスのイメージがあります。使わないに越したことはありませんが、もし使うのであれば「忙しいが楽しい」「忙しくて燃える」とポジティブな言葉を付け加えることです。
口癖は、自分だけでなく周りにも影響を及ぼします。悪い口癖であれば、周りの士気やモチベーションを低下させます。逆に良い口癖ならば、部下の士気やモチベーションを高めます。
まずは自分の口癖を振り返り、悪い口癖をやめるように努力することです。