コロナ危機の不安を解消　心身を保つ - 中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

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おはようございます。

緊急事態宣言が出されて初めての週末が終わりました。駅や繁華街ではかなり人出は減っているようですが、地元のスーパーや商店街は以前よりも混雑しているようです。人との接触を８割削減するとというのはかなり難しいですが、１か月で収束させるために一人一人が意識して頑張るしかありません。専門家の話では６５％削減では終息まで７０日以上かかるということなので、８０％削減に向けて努力するしかありません。

昨日、「恐怖や不安に負けない技術」について本を紹介しましたが、「不安の時につぶやきたくなるメンケル語録ベスト５」という記事（毎日新聞）を見つけました。メンケル氏は国民から「ママ」という愛称で呼ばれるドイツの首相です。正論を貫き、笑顔でユーモアを忘れない余裕ある立ち居振る舞いから国民に愛されています。この未曽有の危機に、星野源さんとのコラボ動画を配信し犬を抱いてコーヒーを飲み本を読むどこかの国の首相とはえらい違いです。

＜コロナ危機の今こそ読みたいメンケル語録ベスト５＞

第５位・・・「誰かに話すのではなく当人と直接話をする主義です」＝誠意をもって話せばわかるというメンケル流の交渉術　心のこもっていない言葉で国民に直接話さない安倍首相との違いが表れています。
第４位・・・「利益が不利益を上回るなら、妥協は最高の解決策です」＝相手にも一定の花を持たせる妥協案を見出す姿勢　国民のためではなく自民党や自己保身のため責任を取らない安倍首相とは異なります。「妥協」というのは心の重荷を軽くしてくれます。
第３位・・・「私の人生では沈黙が最良の方法であることが良くありました」＝人は他者に迎合するときや自分の利益やプライドを守ろうとするときに嘘をつきます。こういう時メンケル氏は嘘を避け沈黙を貫こうとします。一時的な支持や利益を得るために嘘をつくことが政治家として最もよくないことという意識があるからです。嘘や詭弁で誤魔化そうとするわが国の政治家とはえらい違いです。
第２位・・・「専門家は国民のうち最大で６０～７０％が新型コロナウイルスに感染するとみている」＝物理化学の博士号を持つメンケル首相は、まだ欧州で拡大が広がっていなかった３月初旬に、欧州が危機的状況になると説明しました。不都合な数字を隠したり小出しにするのではなく、最初からデータを包み隠さず明確にするというのがメンケル流の危機管理術です。新型コロナ危機で、ドイツは早々に企業や個人事業者を対象にした所得保証補助金や融資策などの対策を打ち出し、感染拡大を遅らせるための時間稼ぎを求めたメンケル首相は、一定程度の安心感を持って国民が外出を自粛できる環境をも整えました。国民はメンケル首相の言葉に従い、メンケル氏の支持率は７２％まで跳ね上がりました。自粛自粛と言うだけで補償もしない、適切な対策を取らない日本とは大違いです。
第１位・・・「意志あるところに道は開ける」＝新型コロナウイルスの感染者や死者数の増加に歯止めがかからず、最悪の経済危機が確実視される状況で、「明日はどうなるのか」という将来に対する漠然とした不安から、必要もないのにトイレットペーパーを買い込むなど、個人個人が少しだけ利己的になり心の余裕を失うことで大きなパニックが生まれます。「世界中の人たちの強い意志があるから必ず治療法もワクチンも見つかり、この危機を乗り越えられる」　かすかでも前向きな気持ちになれれば、顔を合わせたことのない世界の人たちと、新型コロナに打ち勝つために力を合わせているという希望が生まれ、そこから危機の出口へとつながる道は開けるのです。

緊急事態宣言に伴う自粛要請で、多くの人にストレスが溜まっています。

「在宅のストレス、心身を保つ『あかさたな　はまやらわ』」という記事が載っていましたので紹介します（朝日新聞デジタル）。