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在宅勤務:生産性を落とさないコツ・環境作りのコツ

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おはようございます。

東京都知事選は、午後8時4秒には「小池氏当選確実」のテロップが流れるほど、小池都知事が圧勝で再選を果たしました。東京が新型コロナウイルスを抑え込むことが出来るかが日本の将来に影響を与えます。小池都知事にはしっかりとコロナ対策に取り組んでもらいたいものです。

昨日の新規感染者は東京111人で4日連続で100人を超えました。全国でも207人と首都圏(埼玉、神奈川、千葉)だけでなく近畿4府県、鹿児島、福岡でも感染者が出ています。その傾向は、「夜の街関連」「若年層」「感染経路不明」といったところですが、荒川区の介護老人保護施設でクラスターが発生しています。今後、市中感染が広がり免疫力の低下した高齢者層に広がっていくことが心配です。

さて、今日は、東洋経済オンラインの「在宅勤務でも生産性が落ちない人の3つの習慣」を取り上げます。久しぶりですが、また在宅勤務です。

緊急事態宣言解除後に元の出勤形態に戻った会社もあり、通勤電車は満員になっています。しかし、再び東京を中心に感染が拡大するにつれ出勤に不安を抱く人が増えてきています。在宅勤務・テレワークという働き方の新常態が徐々に定着するように思いますが、多くの課題も見えています。その1つが、在宅勤務による「生産性の低下」です。在宅勤務によって怠ける人が出るのではないかということです。確かに、自宅にいるために上司による監視の目が届かず気が緩む人がいることも事実です。しかし、意外にもオーバーワークになりやすいのです。それには、2つの理由があります。1つは、スキマ時間がないことです。オフィスでは、移動や休憩時間というスキマ時間がありますが、在宅ではそういったスキマ時間がありません。常にネットと繋がれ、オンライン会議やオンライン営業が立て続けにあれば却って辛い、気を抜く時間がないということになります。もう1つは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というパーキンソンの第1法則です。つまり、自宅にいる気安さから気が緩みダラダラと集中力を欠き、結果的に残業が増えてしまうということです。通勤がなく、プライベートを含めた「与えられた時間」が長いがゆえに、その時間をすべて満たすまで仕事が膨張してしまうのです。

在宅勤務には、怠けてしまうにせよオーバーワークになるにせよ、労働の生産性が低下する危険をはらんでいます。この記事では、これを回避する3つのコツが紹介されています。

1 毎日きちんと身支度をする・・・大切なことはオンオフの切り替え。

 在宅勤務でも、毎朝男性なら髭を剃り、女性なら軽くでも化粧をする。仕事が終われば部屋着に着替えリラックスをする。パジャマのままでも仕事ができるというのが在宅勤務の良さと言われますが、それではオンオフの切り替えができません。

2 時間割を創る・・・時間割に応じて仕事の内容を調整する。

 頭がすっきりしている午前中はアウトプット中心の仕事、ちょっと疲れが出る午後に打ちあわせ、夕方は頭を使わない作業。休憩・運動の時間を入れる。短時間(15分~30分)昼寝をするというのもよい。

3 仕事をする場所を変える・・・ずっと家にいる必要もない。

 カフェや公園、場合によっては旅行先で仕事をする。同じ場所で仕事をするより場所を変えることで生産性があがる。自宅でも、書斎からリビング、ベランダと場所を変えることで気分も変わる。

昼寝や公園での仕事というと、従来の仕事観からすると「さぼり」とみなされるものでしたが、在宅勤務では、自分の時間を管理し最大限のパーフォーマンスが出せる最適な工夫を試行錯誤していくことが求められます。時間割を作りそれに従ってオンオフの切り替えができ、うまく「さぼる」ことが出来る人が成果を上げることが出来ます。

次に同じく東洋経済オンラインの「在宅で仕事がはかどる環境づくり5つのコツ」を取り上げます。

生産性を上げる1番のポイントはデスク周りを整えて最強のオフィスに変えることだと言います。デスク周りの環境作りです。

1 スポットライト効果を利用する。

 部屋全体を暗くしてデスク周りだけスポットライトを当てる。そうすることで回りが気にならなくなって集中力が増す。

2 ディスプレーを大きくする。

 例えば超ウルトラワイドディスプレーなら通常の3個分の面積があり、横長の表計算も、プラウザを開きながらの資料作成も、テレビ会議画面を開きながらの議事録作成もて1画面でできる。自宅だからこそ自分の思い通りの環境が作れる。

3 椅子を昇降させて仕事モードで使い分ける。

 仕事効率を考えるうえで、机と同じかそれ以上に重要なのが椅子。書類を読み込んでいる時の姿勢とネットサーフィンしている時の姿勢とキーボードで入力するときの姿勢はすべて異なる。適切な姿勢は椅子の高さを調整することで実現できる。

4 二酸化炭素濃度を1000ppm以下に抑える。

 自宅それもマンションのように気密性の高い場所では空気も入れ替わらず二酸化炭素濃度が高まり空気がよどんできます。こまめに換気をすることが必要。(この記事では二酸化炭素濃度計を設置しリアルタイムに測定し濃度が上がれば喚起するとしていますが、そこまでの必要yはないでしょう)

5 香りで気持ちをコントロールする。

 在宅勤務で、集中したりリラックスしたりと、積極的に自分の精神状態をコントロールすることが重要。気持ちを府域締め仕事に向かうには樹脂系のフランキンセンス、仕事終わりにリラックスするにはフローラル系のラベンダーなどの使い分けが称賛されています。

こうした在宅勤務のコツを取り入れ仕事をするのもよいかと思います。