中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

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未来を生き抜くに必要な5つのスキル

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おはようございます。

昨日の新規感染者は全国で1316人、そのうち東京340人、神奈川124人、埼玉135人、千葉106人、愛知44人、大阪84人、兵庫41人、京都27人、福岡49人、北海道65人などとなっています。その他、宮城36人、福島23人、茨城33人、静岡50人、沖縄28人など増加している県もあり、予断を許しません。全国21都府県で変異ウイルスが見つかり、分科会の尾身会長は「早晩、変異株が主流になる」と述べ、監視体制の強化を強調しました。

今日で、東日本大震災から10年が経ちました。多くの方が亡くなり、いまなお4万人を超える人が避難生活を強いられています。復興は道半ばですが、あまりにも遅く一日も早い復興が待たれるところです。

今回の新型コロナは、東日本大震災と比較されることもありますが、どちらも天災のようで半分は人災です。東日本大震災時は民主党政権下で、今回は自民党安倍政権・菅政権下で起きましたが、どちらも対策が後手後手に回り、取り返しのつかない状況を生み出したことは同じです。しかし、民主党政権下では、野党も含め一体となって全員が必死で震災・福島原発からの復興に取り組んでいたように思います。今回の新型コロナのように保身に走り国民のためと言いながら自分たちのことしか考えていないのとは違います。

新規感染者数が減少し、国民だけでなく政権与党だけでなく野党を含めた全政治家に緊張感や危機感が欠如してきています。この状態が続けば、リバウンド、それも感染力や死亡率が高いとされる変異ウイルスの拡大が起こります。今一度、一致団結して新型コロナを終息させるために最大の力を発揮してもらいたいものです。

さて、今日は、大した記事はありませんでした。現代ビジネスの「5年後に『どのような業界でも生き抜ける人』になれる『5つのスキル』をご存じか?」という記事を取り上げます。

コロナ禍で働き方も変わり、昨日書いたようにデジタル化・DXが進み、社会の構造も劇的に変化していく激動の世界を生き残る為にどのようなスキルを身につけることが必要なのか、これな若いビジネスパーソンだけでなく、ミドル層、経営者を含めたトップ層にも重要な問題です。

この記事では、2025年の未来を生き抜くには、個人においても、企業においても次の5つのスキルを持っておくことが必要であると言っています。言い方を変えればこの5つのスキルがあればどのようなビジネスモデルにも役に立つということです。

  1. 英語・・・ビジネスニュースが理解でき、テクノロジー関連の英語による情報を理解できるレベルが最低限必要。外国人と商談したり、ネイティブのように流暢に話せる必要はないが、その手前でも十分に役に立ちます。最新の情報を入手できる英語力が必要ということです。
  2. ファイナンス・・・会計、経済学、マクロ経済学ポートフォリオ理論、分散投資の手法、株式の動向、時価総額の理論、利益など、経済人として知っておくべき知識を身につけることです。
  3. データサイエンス・・・ディ-プランニングンの意味、ディープランニングで何ができ何ができないかといった一般的なことをしっかり理解しておく必要があります。ディープランニングは何でもできる魔法ではなく、今のところデータ分析に加えて画像と音声、自然言語に関する解析ぐらいしかできません。
  4. プログラミング・・・一流のプログラマーのようにコードが書けてサイトを構築するようなスキルは必要ありませんが、そのシステムはどういった仕組みのコードで、目の前のコードによりどのように動き、サービスが実際可能となっているのか、プログラムの仕組みや価値が理解できれば十分です。
  5. ビジネスモデルが読める・・・身の回りでよく使われるサービスがどのような構造になっていて、どうやって利益を得ているのかといったビジネスモデルを理解している必要があります。ビズネスお出るが読めるということは新しいビジネスモデルを生み出すことにもつながります。

ここに挙げられているスキルは2025年という5年後に必要なスキルです。それから先は更に別のスキルが必要になるかもしれません。

先日も書きましたが、仕事に対するモチベーション向上には給料や地位といった外的報酬よりもやりがいといった内的動機付けが重要です。ハックマン&オールダムの「職務設計の5次元」の第1次元にスキルの多様性が挙げられています。必要とされる能力や技能が多様であればあるほど、人は有意義で価値があり重要であると考え、仕事のモチベーションが高まるということです。

この記事に挙げられている5つのスキルを身につけることは、仕事へのモチベーションを高めることにもつながります。

「人生100年時代」と言われるようになり、定年年齢も上がり、また定年後も仕事を続ける人も増えてきています。いくつになっても学びは必要です。

私も、今後もビジネスに留まらず、あらゆる分野の知識やスキルを身につけられるように頑張っていきたいと思います。