おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で5万7758人で、先週同曜日よりは2883人増えています。3大都市圏では減少傾向か下げ止まりが見られるものの、地方では増加傾向にあり、東日本や九州の5県で過去最多を更新しています。大阪ではステルスオミクロン株(BA.2)に約7割が置き換わっていて、昨日書いたXE系統の拡大とともに、今後の感染者増が懸念されます。
さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「『なぜ自分がこの仕事を?』作業マシンになる人と、仕事に価値を見いだせる人との決定的な差」という記事を取り上げます。
昨日も、「仕事の意義が見いだせないからモチベーションが上がらない」ということを書きました。どんなにつまらないと見える仕事にも、社会的な意義はありますし、会社にとっても必要な仕事です。
1.仕事を達成する「目的」を探す
問題や課題を発見するには、目的を探さなければなりません。「なぜその問題や課題に向き合うのか」、目的を明確にすることで、問題や課題の本質が発見できます。
仕事も同じです。仕事に目的が持てないのは仕事の意図を把握していないからです。
仕事が与えられたとき、「上司に言われたから」「仕事を振られたから」とイヤイヤとと言えないまでもなんとなく取り組んでいたのでは、その仕事の目的や意図は見えてきません。
「なぜその仕事をするのか」「なぜ自分がやらなければならないのか」これを自分の頭で考えることです。自分の頭でその目的や意図が分かり腹落ちしたら、その目的達成のために仕事に取り組むことです。目的が理解でき納得したら仕事が面白く楽しくなり俄然やる気が出てきます。自分の頭で考えて分からなかったり腹落ちしなければ、上司や先輩に聞くことです。聞かれた上司や先輩は、部下や後輩とともに一緒になって親身に考えてあげることです。
目的も分からず作業をしていたのでは、ただの作業マシンで成長はありません。
何のためにやるのか、なぜ自分がやるのか、分かれば、仕事がどのような仕事の一部なのか、その仕事を仕上げた先に何があるのか、全体像が見えてきます。全体像が見えてくれば、その仕事の価値や意義が分かります。その仕事の価値や意義が分かれな仕事の取組み方も分かります。
2.レンガ職人の逸話
レンガ職人の有名な逸話があります。
レンガを積むだけの仕事なのか、歴史に残る大聖堂を作る仕事なのかによって、仕事に対する重要度の認識が変わります。単にレンガを積むだけと考えていれば、その日の日銭を稼ぐだけのつまらない仕事で終わってしまいます。しかし、大聖堂を作るという目的を持ってレンガを積むのであれば、レンガを積むという仕事がいかに価値のあるもの仮回でき、達成感や充実感を抱きながら仕事に取り組めます。
目的を理解することで、自分がやっている仕事の重要度が上がります。
仕事をする部下だけでなく、仕事を与える上司も考えなければなりません。
- なぜこの部下にこの仕事をやらせなければならないのか
- この仕事をどのようにしあげてもらいたいのか
- この仕事をやらせることで、部下にどのようになってもらいたいのか
上司は部下と、膝を合わせ、これらについて話し合うことです。話し合うことで、部下に与える仕事の目的や意図が上司にとっても明確になり、部下とともに共有することができます。部下に仕事を振ってやらせればいいというのではなく、いかにつまらないように見える仕事でも意義があること、それが部下の成長にとって役に立つものであることを部下とともに考えることです。考えることで、部下の成長を促すとともに上司も成長します。