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マンネリを打破する方法

おはようございます。

昨日の新規感染者は全国で2万3299人、東京は3788人で先週同曜日よりも1784人増加し16日連続で前週同曜日を上回っています。全国的にも増加傾向にあり第7波が懸念されます。これまでのように自粛に頼るばかりの対策ではなく経済を回しながら上手くバランスの良い対策をとることが求められてきます。イギリス政府は「コロナとの共存」を選び、規制を次々と緩和しコロナ対策の法的規制を廃止しました。その結果、コロナ感染者や後遺症に悩む人たちが無視されてきています。特にコロナ後遺症で苦しむ人たちを守る法整備が進んでおらず、コロナ後遺症で苦しむ人たちの雇用問題は雇用者側の判断に任されているといったところです。この問題は日本でも同様に起こりうることですし、現在進行形の問題です。後遺症による休暇の取得の上限、給与補償、通院のための遅刻・早退・休暇は病欠になるのかなど、働く側にとってライフラインとも言える重要な問題が放置されてしまっているのです。コロナとの共存を目指すのであれば、国民が安心してコロナを受け入れられる環境作りがイギリスだけでなく日本にも必要だと思います。

さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「仕事でマンネリを感じたら今すぐ変えるべき、3つのこと」という記事を取り上げます。

仕事というのは、本来同じ事の繰り返しで、マンネリ状態になるのも致し方ないことかも知れません。多くのビジネスパーソンは、仕事は苦痛なもの、食い扶持を稼ぐ(家族を養う)ためにやっていると考えています。一昨日の「絶対悲観主義」でも書きましたが、自分を喜ばせるために楽しんで行なうものは趣味の領域で、仕事は他人のために行なうものです。相手がある話なので、自分の思い通りにはいきません。元も子もない話ですが、「仕事で、自分の思い通りになる」ことはほとんどないのです。

「仕事がつまらない」というのも当たり前のことです。

「仕事で自分の思い通りにならない」「仕事がつまらない」という真実を直視することができれば、我々を縛り付けている呪縛から逃れることができます。仕事は「思い通りにいかないもの」「つらいもの」「つまらないもの」という真実を受け入れてしまえば、「うまくいった」ときや「面白い」と感じたときにはめちゃくちゃ嬉しくなるはずです。「思い通りにならない」「つまらない」というのが当たり前と割り切り、うまくいったり面白いと感じたりしたら儲けものという意識でいいのです。マンネリを感じるかどうかは心の持ちようです。

この記事では、マンネリを打破する方法が紹介されています。

ずっと同じやり方で情報収集を行なっていると、似たような情報ばかりが集まります。そうした偏りやマンネリをなくすためには、「越境」が必要なのです。日常で気楽に越境できるのは「居場所」「付き合う人」「読む本」の3つです。この3つを変えることで、マンネリや偏りを克服できます。

1.「居場所」を変える

 「居場所」を変える方法は色々あります。旅に出るというのも一つですし、住む場所を変える(引っ越す)のもその一つです。もっと簡単な方法は、いつも行くコーヒーショップを変える、通勤での駅までの道順を変える、帰り道にちょっと寄り道をするということでもいいのです。知らない街を散歩したり、脇道には行って寄り道したり、途中下車したり、いつもと違う場所で新しいものが発見でき、新しい刺激でワクワクと楽しい気持ちになります。

 異なった視野、普段と違う気分によって、新しい気づきや新鮮なインプットが得られます。

2.「付き合う人」を変える

 新しい仲間や新しい価値観と出会えることで、知らない世界を知ることができるようになります。習いごとを始める、コミュニティや勉強会、ボランティア活動への参加など新しい世界に飛びこむ方法は色々あります。簡単な方法で言うならば、会社でこれまで話をしたことのない人や他の部署の人に声を掛けるのもいいでしょう。

 今は多様性の時代で会社にも色々と多様性を持った人が集まっています。多様な価値観や考えを持った人が周りにいます。自分と異なる考えや価値観を持った人と知り合うチャンスは一杯あります。

 付き合う人が変われば、インプット源が増えるだけでなく、ビジネスチャンスや社会課題の発見に繋がります。相乗効果や化学反応が期待できます。うまくいけばネットワークも広がります。以前も紹介しましたが、スタンフォード大学のマーク・グラノベター教授(心理学)は「家族や友人、同じ職場の仲間のような『強いネットワーク』より、ちょっとした知り合いなどの『弱いネットワーク』が価値ある情報伝達には重要である」と言っています。「弱いつながり」のなかでも、自分の存在を認めてくれたり手を差し伸ばしてくれたりする人がいるだけで、「幸福感」は高まります。

3.「読む本」を変える

 「本を読む」という習慣もビジネスパーソンには必要です。しかし、本を読む習慣のある人でも、自分が読む本のジャンルに偏りがあるように思います。自分の興味や関心がある分野の本を読網とするのは当然です。しかし、自分の興味・関心のある分野ばかりでは、本から得られる知識にも偏りが生まれます。

 書店でぶらぶらと本を探し、あまり手に取らない本や、ランダムに選んだ本に目を通してみるだけでもいいのです。「はしがき」を読み目次を眺めるだけでも、新しい発見があるかも知れません。図書館に行って、普段は行かないゾーンに足を向けそこの本を借りるのもいいと思います。家族が読んでいる本を借りたり、友人におすすめの本を聞いたりするのもいいでしょう。新聞の広告やレビュー、書評などに目を通すだけでも視野は広がります。

 読む本だけでなく、聴く音楽、見る映画・演劇でも同じです。違ったじょんるのものに目を向けることが大きく視野が広がります。