中小企業が日本を救うbusiness-doctor-28

中小企業経営のための情報発信。中小企業から日本を元気に

図解で人を動かす極意

f:id:business-doctor-28:20210521081424j:plain

おはようございます。

昨日の新規感染者は全国で22,302人で、そのうち東京4392人、神奈川2524人、埼玉1696人、千葉1246人、愛知1202人、大阪2221人、兵庫1039人、京都542人、福岡1144人、沖縄586人、北海道529人などとなっています。ほとんどの地域で日曜日としては過去最多となり、三重(432人)と奈良(194人)では過去最多を更新しています。重症者も1891人で10日連続で最多を更新しています。危機的状況ですが、菅首相、菅政権には打つ手なし、機能不全に陥っています。現代ビジネスにも書かれていますが、政府のコロナ対策は「ワクチン一本足打法」で菅首相の「思考停止」が日本を駄目にするというのです。

優秀な経営者ほど、いつも危機意識を持ちながら経営に当たっています。当然、想定外のシナリオになった場合の対応策についても事前に考えています。ところが菅首相には新型コロナに対する危機意識は皆無で楽観主義、「自分がこうなってほしい」というシナリオのみを信じ、それ以外のシナリオなど眼中にありません。当然のことながら危機的状況を念頭に置いて事前に対策を検討するということもありません。そうなると場当たり的に対処せざるを得なくなり、対策が後手に回るのは当たり前です。リーダーとしての資質も能力がないのは、誰が見ても明らかです。昨日の横浜市長選挙は、菅首相が全面支援した小此木八郎が破れ山中竹春氏が大差で当選しました。横浜市民が菅首相に「NO」を突き付けたものであり、これが民意です。これで「菅離れ」「菅おろし」が加速することになるのは必定です。愚かなリーダーに従わなければならない不幸な国民にとっては喜ばしいことかもしれませんが、次のリーダーも似たり寄ったりな愚かな人物になるのではないかと懸念します。ムラ社会・派閥の論理だけで選ばれることがないようにしてもらいたいものです。

さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「トップコンサルが絶賛する『図解で人を動かす極意』とは?」を取り上げます。

1.図解は「上に立つ人」の必須スキル

 ホワイトボードに議論の論理構造を整理し、キーワードごとに箇条書きにできれば合格点、更に思考の補助線となる重要な軸を見つけてマトリックス化できれば、プロジェクトは大いに進捗します。しかも、その場でクライアントと解決の方向性について仮の合意もできます。コンサルタントにとって、イシューの構造化とその図解能力は重要な基本スキルです。しかし、これはコンサルタントにだけ必要なスキルではありません。「いかに人々の発言から論理や因果関係を紡ぎだし、高速で空間に固定するか」ということは、ビジネスパーソンにとっても必要なスキルです。

2.重視するのはスピード! 一瞬で図解する!

 上手く書く必要などありません。いかに議論の流れを止めず、一瞬でわかりやすくシンプルに図解できるかが重要なのです。重要なのはわかりやすさとスピードです。

 他者との討議だけでなく自分自身の思考の整理のためにも図解は重要です。

 この記事では「事象の構造化と文脈解釈によって未来を思考することが重要である」と言っています。

 事象を構造化するには、まず何らかの軸に従って図解化し、それをじっと眺め、意味合いを考えるプロセスを繰り返し、自分の思考を整理し、その文脈を整理するということです。

 思考を図解化するスキルは、複雑な議論を整理し、関係者を巻き込み引っ張っていくためには身につけるべきスキルなのです。

3.ソフトバンク孫社長がやっていたこと

 ソフトバンク孫社長は、アイデアを纏めるときには、文字は少なく、マルヤ資格と矢印に数字を入れ込み、キャラクター漫画の絵もあるメモをよく移動中の新幹線の中で書いていたと言います。

 モノよりもコト、論理よりも完成の時代、経産が早くできたり細かいことを覚えていることより、自分の世界観を直接イメージに落とし込み他社に共感を得られる形で発信できるかということが大切です。

 この記事では「経営者、起業家、政治家、研究者等『理想を言語化見える化し、その理想に向かって協力者を巻き込む必要のある人」は、すべてこの基本スキルを学ぶべきだ」と言っています。