おはようございます。
昨日の新規感染者は全国で4万5684人で全国的に下げ止まっています。中には秋田や愛媛のように過去最多を更新した県もあり、再拡大が懸念されます。特に子供の感染が増え、それが家庭に持ち込まれ親が感染するというケースが増えています。子供のワクチン接種波9%と低迷ですが、よく分かっていない副作用を考えると子供へのワクチン接種を進めるべきかは悩ましいところです。
さて、今日は、ダイヤモンドオンラインの「『すぐやる人』『やらない人』を分ける決定的な思考の違い」という記事を取り上げます。
この記事では、「『仕事ができる人』というのは、『数字で考えること』や『数値化のクセがついていること』」と言っています。数字によって考えているかどうかは別として、感情に流されることなく客観視しているという点は間違いありません。
この記事では、「感情を横に置いて、いったん数字で考える」「一瞬だけ心を鬼にして数値化する」など頭を切り替える思考法が紹介されています。
1.「数をこなす」ためにすぐにやる仕組み
これまでも長期的な目標の重要性は指摘しましたが、長期的な目標だけでは熱意や気力は続きません。そこで長期的な目標を細分化して中短期的な目標を設定して、それを達成しながら積み重ねていくことが重要です。
つまり、個人に与えられた「年間や半年の目標」を「1日」に分解し、PDCAというフレームワークを使って回していくことです。
- P(PLAN)計画・・・数値化された目標
- D(DO)行動・・・計画を元にした具体的なプロセス
- C(CHECK)評価・・・上司が与える評価・自らの振り返り
- A(ACTION)改善・・・評価を基にした反省と次への改善点
P(計画)は、「今月の売上は○○万円」「○○%の利益確保」「○○%の経費削減」など基本的には上司や会社から与えられます。一方で、D(行動)は、自分で考えて行動することです。Dが具体的でなく漠然としていたのでは、どのように行動すべきかが明確でなく、行動量は減ってしまいます。それを避けるのが数値化です。Dを数値化して明確であれば、どのように行動すればいいかが明確になり、それに向けて行動を起こすことは容易くなります。
2.目標のための目標「KPI」という概念
KPIというのは、Key PErformance Indicationの略で「重要業績評価指数」と訳されます。これは、組織の目標を達成するための重要な業務評価指標を意味し、達成状況を定点観測することで、目標達成に向けた組織のパフォーマンスの動向を把握できるようになります。仮に目標値からギャップが生まれた場合、組織行動が当初想定の方向に向かっていないことを意味し、活動の修正が必要になります。
KPIは数値化されていないと意味がありません。数値化されることによって、誰が見てもズレを性格に把握することができ正しい方向に軌道修正できるのです。
3.「分解」すればするほどベスト
更に重要なことは、自分でコントロールできなければならないということです。そのためには、自分の行動だけで完結できるレベルまで細かく分解することです。日々の行動に迷いがないレベルにまでKPIに分解できていることです。1年や半年の目標を1日ごとに分けたり、1週間で振り返るだけなのです。人の手を借りず自分だけでできるようにするだけです。
4.行動制約を明らかにする
自分だけでできるまで細分化しても行動できないというのであれば、あれこれと考えて感情が邪魔しているのです。行動を止めるものは人間関係がほとんどです。それは上司との人間関係であったり、取引先との人間関係であったり、さまざまです。何が自分の行動を妨げているのか考えてみることです。漠然と悩んでいるだけでは前に進みません。何に悩んでいるのかファクト(事実)が何なのかを明らかにすることです。そして、そのうえで、ここでも客観的に数値化することが有用です。
例えば、上司とに人間関係で悩んでいて、上司から嫌みを言われるとします。ここでは、どんな単語にイラッときたのか、その回数を数えてみるという方法が紹介されています。この方法は数値化しているわけではありませんが、数を数えるという行動で、感情を抑えることができるように思います。
すぐに行動に踏み切れないのは感情が邪魔しているからです。感情を抑えるために、数値化する(数を数える)ことでいったん感情を横に置くことができれば、冷静になれて行動を起こせるようになりそうです。